Deguをはじめるには、
などが必要です。詳しくはGet Startedのページをご覧ください。
GroveモジュールはSeeed製品の取扱い店で個別に販売されていますが、「まずは試してみたい」という方には「Groveスターターキット for Degu」(照度センサー/3軸加速度センサー/気圧センサー/端子台/リレー/ブザーの6種類のGroveセンサーを同梱)をおすすめします。Groveスターターキットに含まれる各モジュールはDeguセンサーで動作確認済みで、対応のMicroPythonのサンプルコードはGitHubで公開されています。
DeguベースユニットやGroveスターターキットは、各販売店窓口でご購入いただけます。また、各販売店が独自に取りまとめたパッケージを販売している場合もあります。詳細は販売窓口一覧の各窓口へお問い合わせください。
「とりあえず使ってみたい」という場合には、Deguユーザーマニュアルの手順に沿って設定すれば、試すことは可能です。クラウドとの連携が必要なので、シリアルコンソールで設定する程度のコンピュータリテラシーは必要です。また、Deguセンサーの設定はMicroPythonで行うので、Python言語の知識がある程度あったほうがより自由な設定をすることができるでしょう(もちろんサンプルコードをそのまま利用することもできます)。
なお、Deguはクラウド上のIoTハブにデータをアップロードするまでがカバー範囲です。パブリッククラウド(AWSまたはMicrosoft Azure)上でそれらのデータをどう処理・利用するかを設計・開発するための知識は、ユーザーご自身で得ていただく必要があります。
MicroPythonは、マイコンや組み込みシステムのようにメモリ容量などに制約がある環境でも実行できるように最適化されたPython3系のプログラミング言語で、多くのArmボードに対応しています。Python標準ライブラリの小さなサブセットを含み、標準のPython言語と可能な限り互換性が保たれていることが特徴で、MITライセンスで提供されています。
MicroPythonの詳細なドキュメントは、以下のサイトで公開されています。
Deguの仕様としては、3.3V対応のGroveモジュールは原則利用できる仕組みとなっています。
GroveセンサーをDeguで利用するためのMicroPythonのサンプルコードは、GitHubで公開しています。
開発用PCには、シリアルターミナルソフトウェア(「minicom」「Tera Term Pro」など)とテキストエディタをインストールしておいてください。詳しい技術情報は、マニュアルに掲載されています。GitHubに掲載されたDeguユーザーマニュアルをご覧ください。
AWSアカウントの設定方法などは、こちらをご覧ください。
AWS(AWS IoT Core)にDeguゲートウェイを連携させる設定を行っておくことで、DeguゲートウェイはスマートフォンやPCなどから簡単にAWSに登録追加していくことができます。詳しい手順は、Deguユーザーマニュアルをご覧ください。
Deguはその仕組み上、各プラットフォームとの連携が可能です。対応状況については、Degu関連のサイトで随時公開する予定です。
Deguについてわからないところがあったとき、まずはDeguユーザーマニュアルを確認してみてください。
マニュアルを見ても解決方法がわからない場合は、コミュニティで質問することもできます。
Degu対応のセンサーが揃い次第、DeguコンパチブルのセンサーをDeguサイトで紹介してく予定です。※1
詳細は以下のWebフォームからご相談ください。
※1 認証制度ではありません。接続性の確認は各提供社様の責任において実施してください。
一般的なビル内のオフィス環境(屋内)と、自動車が行き交う環境(屋外)で、Deguセンサーを用いたThread通信を行い、右図の距離において通信を確認しました。
※右図で示している距離は全て参考値であり、通信距離を保証するものではありません。Threadによる無線通信は、設置環境に大きく左右されます。実運用の際は必ず実際の運用環境において、通信可能な距離を確認した上でご利用ください。