Deguは、エッジ端末の開発経験のないクラウドエンジニアでも簡単に作れるIoTセンサーの実現を目指して始動したオープンソースプロジェクトです。200種類以上のセンサーやアクチュエータの中から目的にあったモジュールを選択し、通信機能を持つベースユニットに接続することで、メッシュネットワーク対応の端末「Deguセンサー」をDIY感覚で試作することができます。

専用キット＆設計情報で、IoTセンサーをDIY感覚で実現

センサーを自由に選んで専用キットに搭載

Deguセンサーのハードウェアは、専用のキット^※1を使って簡単に評価できます。
Deguセンサー本体を構成する「Deguベースユニット」は、Groveモジュール^※2を搭載・接続できる構造で、Seeed社が展開する200種類超のGroveシステム対応のセンサーやアクチュエータの中から用途に応じて選択して機能を搭載することができます。

設計情報をオープンソースで公開

Deguセンサーの回路図・部品表やソースコードなどの基本設計情報は、GitHubでオープンソースとして公開しています。

※1 評価開発用の「Deguベースユニット」、よく使われるGroveセンサーをパッケージ化した「Groveスターターキット for Degu」など各種キットおよびパッケージを用意しています。詳細は「販売窓口一覧」掲載の各店窓口までお問い合わせください。
※2 Seeed社が推奨するコネクタ規格「Groveシステム」に対応したモジュール。センサーやアクチュエータ、接点など200種類以上をラインアップしています。

Deguセンサーの主な機能

※3 量産時は同じ構成で基板を再設計する「Degu量産設計サービス」をご利用いただけます。
※4 理論上、1つのメッシュネットワークにつき最大252台のDeguセンサーを接続可能です。ゲートウェイ1台に接続可能なDeguセンサーは最大32台です。ルーターの役割を担うノード1台に接続可能なDeguセンサーは最大10台です（各ノードが自律的に隣接ノードを検出するため、設置状況により接続数は変動します）。

Degu量産設計サービスで基板再設計・量産製造にも対応

試作したDeguセンサーを、お客様のご要望に応じてSeeed社が量産向けに再設計し、製造・キッティングまで対応するサービス「Degu量産設計サービス」をコアスタッフ社窓口で受け付けます。

Degu量産設計サービスでは、あらかじめ用意されている複数種類の筐体の中から製品化時に使うものを選択することができます。マッチ箱やライター程度の小型サイズも展開されているので、試作時にGroveモジュールの中から選択したセンサーやアクチュエータをそのまま利用しながら、小型化・シングルボード化することも可能です。
専用キットでPoCした内容をそのまま量産化までつなげられるので、モノづくり経験が浅い場合でも、簡単・スピーディに量産製造まで実施することができます。

詳細ページ

Deguは3ステップで簡単にはじめることができます。