Degu仕様のIoTシステム開発をはじめるには、以下のものを購入いただく必要があります。
Thread通信対応のマイコンボードを搭載したベースユニットです。USB給電、または単3電池×3本で動作します。
Groveモジュール接続ポート |
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アナログ入力×3 |
デジタル入出力×3 |
UART×1 |
I2C×1 |
通信機能 |
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太陽誘電製 EYSKBNZWB搭載 |
伝送周波数帯:2.4GHz |
最低受信感度:-100dBm |
最大出力:8dBm |
必要な機能を持ったGroveモジュールを選択し、Deguベースユニットに搭載します。多種多様なモジュールが用意されているので、用途に応じてセンサーやアクチュエータなどを選定することができます。
はじめて試す方には、MicroPythonのサンプルコードも揃っている「Groveスターターキット for Degu」(気圧センサーや三軸加速度センサーなど、6種類のモジュールを含む)のご購入をおすすめします。
Thread通信におけるボーダールーターの役割を持ち、センサーネットワーク上の各ノード(Deguセンサー)とクラウド(IoTプラットフォーム)を繋ぎます。
Deguゲートウェイの初期設定にはシリアル変換ケーブルなどが必要になります。必要なもの一式が同梱された「Deguゲートウェイ 開発セット」のご購入をおすすめします。
Deguベースユニット、Groveモジュール、Deguゲートウェイは、Degu製品を取り扱う各販売店窓口でご購入いただけます。
詳細は販売窓口一覧をご覧ください。
Deguの評価に必要な一式がセットになっている「Degu IoTトータルパック」の購入をおすすめします。センサーの設定からクラウドへのデータ送信まで、トータルに評価することができます。
Deguの設定などを行う開発用PCと、パブリッククラウド(AWSまたはMicrosoft Azure)のアカウントを準備します。
USB接続が可能なPCを用意してください(USB-シリアル変換ケーブルでDeguゲートウェイと接続します)。
開発用PC、およびDeguゲートウェイをインターネット接続できる環境を用意してください。
パブリッククラウド(AWSまたはMicrosoft Azure)のコンソールにログインできるアカウントを用意してください。
用途に応じてGroveモジュールを選んで接続、MicroPythonのサンプルコードをダウンロードしてベースユニットに書き込みます。
Deguゲートウェイのネットワーク設定を行い、と連携させます。
Deguセンサー(子機)をDeguゲートウェイ(親機)にペアリングします。
Groveモジュールの中から用途にあったものを選択し、Deguベースユニットに接続します。
MicroPythonのサンプルコードはGitHubのDeguプロジェクトで公開されています。
開発用PCと接続して、Deguゲートウェイのネットワーク設定を行います。
パブリッククラウド(AWSまたはMicrosoft Azure)の設定を行い、DeguゲートウェイをIoTハブと連携させます。
Deguベースユニット(子機)とDeguゲートウェイ(親機)をペアリングします。
各子機のペアリングは、Deguベースユニットに貼付されているQRコードをスマートフォンで読み込んで簡単に設定できます。
すべての設定が完了したら、Deguセンサーを再起動するだけで、センシングデータをIoTハブにアップロードする仕組みの出来上がりです!